私たちは老後のために
20歳から国民皆保険の
保険料を納めています。
しかし現在の少子高齢化によって
高齢者の数が増えており、
国が年金を給付する財源 (税金)が
枯渇しつつあります。
この制度のままいくと、
私たちが年をとった頃には
年金が貰えないor給付金減額が
予想されます。
というのも、2019/06/03に
金融庁が「20~30年で1300~2000万必要である」
という声明を出しています。
(同年06/11に発言を撤回)
これは、「年金だけでは生活できないから
各自自分で貯金しといてね」
と言っているようにしか聞こえないですよね?
ですが実際のところ、
1300万〜2000万円を貯金するのに
どれくらいかかるの?
毎月いくら貯金しなきゃいけないのか?
そんなの貯めれる?
といった疑問が浮かび上がってきます。
お金に余裕のある方ならいいですが、
例えば現在40代で、
あと20~25年くらいしか働けないのに
急に、「2000万貯金して」
などと言われても慌てるでしょう。
せっかくなのでここで疑問を
解決していきます。
今回は、Twitterで人数の多かった「現在20代の方が
これからどのようにお金を貯蓄していけば良いのか」
を一緒に見ていきます。
今回もカテゴリごとに色分けしているので、
気になるところだけ見ていってください!
↓ go ↓
<国民年金とは>
日本には公的年金制度が3種類ありますが、
今回は一番馴染みのある
国民年金だけ見ていきます。
国民年金は、
「日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人。」
が加入し保険料を納め、
老後に「基礎年金」を受け取る。
というのが一般的な流れになります。
また、国民年金は
「第1号被保険者」:自営業者、学生、無職の人など。
「第2号被保険者」:会社員、サラリーマン
「第3号被保険者」:第2号被保険者の配偶者 ※
に分けられ、どれにあたるかで保険料が変わってきます。
※ただし、年収が130万を超えた場合、第1号被保険者となります。
<国民年金の保険料>
自分が毎月どのくらい保険料を納めているか
知っていますか?
パターン別に見ていきましょう。
「第1号被保険者」
保険料は月額16,410円です。
毎月月末にはらっても良いですし、
まとめて前払いをすると少し安くなります。
※2年分で最大15,760円安くなります。
「第2号被保険者」
国民年金に加え、厚生年金にも加入するのですが
保険料は、個人と会社が半分ずつ負担します。
毎月の給料から保険料を引かれており、
会社が納めることになっています。
「第3号被保険者」
保険料は第2号被保険者が払う保険料に含まれているので
保険料を支払う必要はありません。
ただし、年収130万円を超えてくると、
第1号被保険者として保険料の負担が発生します。
<日本の平均月収>
厚生労働省の統計(平成30年分)から
「日本人がどれだけ稼いでいるか」
を年代ごとに調べてみました。
20~40歳までの平均月収を紹介すると、
「20~24歳」:男性212 女性206 (単位 千円)
「25~29歳」:男性247 女性229
「30~34歳」:男性289 女性243
「35~39歳」:男性325 女性253
こんな感じになります。
年齢、性別によって
結構変わってきますね。
年収が気になる方は、
上の数字に12掛けて計算してみてください。
<年齢層別平均貯蓄>
今度は貯蓄額を調べました。
「29歳以下」:181.4 (万円)
「30~39歳以下」:515.9
「40~49歳以下」:886.5
貯蓄がある、貯蓄がない、借金がある、
様々な項目がありましたが、
思っていたより「貯蓄がない」「借金がある」
人の割合や金額が大きくてびっくりしました。
もし仮に2000万円貯蓄しなければならないとすると、
平均より少し多いくらい貯蓄することを
目標にしなければいけないです。
<毎月貯蓄すべき金額>
これは人によって変わってきますが、
所得の15~20%を目安に貯金するといいと思います。
年収ごとに所得の20%貯蓄する設定で見ていきます。
「200万円代」:180,000×0.2=3万6千円
「300万円代」:230,000×0.2=4万6千円
「400万円代」:290,000×0.2=5万8千円
「500万円代」:310,000×0.2=6万2千円
※所得から税金を引いた、可処分所得に0.2掛けて計算しています。
<いくら貯蓄できるだろう>
先ほどの計算を参考にして、
60歳になるまでにいくら貯蓄できるか見ていきます。
※23~60歳までの37年間働くとする。
「200万円代」:36000×12×37=1598万4千円
「300万円代」:46000×12×37=2042万4千円
「400万円代」:58000×12×37=2575万2千円
「500万円代」:62000×12×37=2752万8千円
え!意外と2000万円貯まるやん!
と思いました。
それに、収入は年齢とともに上がる傾向にあるので、
毎月コツコツ貯めていたら
問題はなさそうですね。
それに、ボーナスは計算に入れていないので、
毎月コツコツ貯金するのであれば
ボーナスは使っても大丈夫です♪
※夫婦だと二人合わせて4000万円いると考えると
もう少し多めに貯金するか
奥さんが働くしかないのかなという感じです。
所得の使い道を改めて考え、
計画的に貯金をするべきですね。
大変ですが、それほど無茶な数字ではないことが
分かり、安心しました。
それでは今回はここで終わります。
最後まで見てくださってありがとうございました!😎
いいね待ってます♪
ではまた( ◠‿◠ )❤️ ももてぃん
コメント
[…] また、以前、 「所得に対してこれだけ貯蓄すべきだ」 という記事を出しましたので そちらも参考にしてください。(URL→https://momotapi.com/how-much-can-we-save-money-by-old-age/) […]